『カメラの前で脱げばいい』から、「どう
セルメーカーへの移籍 の専属女優としては最多の脚本ものアダスタイルがいい人、お喋りのうまい人が
したら男性は興奮してくれるのか?」と ルトビデオに出演。さらに9冊の写真集、たくさんいた。私には何の武器もなかっ意識が変わったのは、販売中心のセルいう感覚に目覚めていったんです」 6冊の著書を上梓、その数はいずれも歴た。居場所がなかった。そんなときにA AVメーカーに移籍したときだったとい ライバルたちの存在も大きかった。 代巡1を誇る。また、ドラマや映画、ア Vのお話をいただいたんです。最初は悩 う。当時AV業界では、ドラマシーンを 「その当時、同じメーカーさんには売れ イドルユニット・恵比寿マスカッツでのみましたよ。でも、女性としての強みを排除した“ガチンコ。 が見られるセルAっコの女優さんがたくさんいました。麻 活躍など、従来のAV女優の枠を飛び越最大限活かせるのはここしかない、一度 Vがブームとなっており、彼女もその潮美ゆまちゃん、蒼井そらちゃん、みひろ えた活躍を見せた。 きりの人生なので挑戦してみよう! と 流に飲み込まれた。
ちゃん、西野翔ちゃんたちが同時に在籍 「卒業記念のイベントをやったら、全国思って飛び込みました。
「移籍したときは本当にビックリしまし していました。あまり知られていないか た。それまで経験してきた撮影とは質。 もしれないですけど……、実は私、けっ が全然違ったんです。ネタばらしみたい こうな負けず嫌いなんです。 になってしまいますが、当時のセルAV 彼女たちとの共演作を撮ったときに、 はものすごく練られて作られていましそれぞれエッチの見せ方に個性やオリジ た。撮影には驚くほどたくさんのルールナリティがあって、本当に驚いて、感動 があったんです。
しました。だから、余計に自分なりのセ たとえば「カメラには女優の感じてい クシーさを追求しなければならない、と る顔と結合部が両方映っていなければな 思うようになったんです。 らない』。だからバックの体位のときは彼女たちとはその後、恵比寿マスカッ 片足を上げる、騎乗位ではカラダを後ろツで一緒に活動しましたし、親友と呼べ に反らして結合部を見せるようにする。 るくらいに仲良しなんですけど、だから プライベートだったら絶対にやらない体 こそライバルだし、競い合って切磋琢磨 位ばかりです。『男優さんが性器を出し できた。なんか体育会系みたいな発言で たところから発射の瞬間まではセックスすみません(笑)」 を止めない」というルールも。つまり、 その過程で、カラダは性的にも成熟し 一連の流れで本気でエッチをするというていくことに。 ことです。さらに「男優さんがイクとき 「移籍して数年たった頃、ファンの方や