女優でもタレントでもなく 名もなく普通の女性たち そんな人妻・熟女の官能写真を撮ってきた
三十年 人妻は貞淑のベールを脱ぎ 女としての本質を晒そうと 最後の下着をはずした 麗しき人妻たちの ベストセレクション
香川泰子さん(仮名) 『赤襦袢 しのび肌』8年刊より
とある競技で学生時代に国体まで出たという 現代的な人妻だったが ひとたび撮影に入ると その部屋に昭和の匂いがたち込めた 夢中になり、あっと言う間に 3枚撮ってしまう | まだフイルムで撮影した 時代だった
「ウインドウズ s」の発売に伴い 情報化時代に突き進んだ そんな時節だったが 小社はより和風にこだわった いっしか撮影はもとより 和服の着付けも自分でするようになっていた
黒川奈緒さん(仮名) 『赤襦袢 しのび肌』8年刊より
下町生まれという事前の情報で 祭りの衣装を用意した 特に祭り好きというわけではないと言うが やはりよく似合った
昔 …. 祭りの夜は一 艶めかしく 官能的な匂いがした
内村陽子さん(仮名) 公『柔肌しぐれ』8年刊より
久保さんは撮影以外の時に会うと 普通の美人 それがカメラの前に立つと とびきりの美人にバージョンアップする 不思議でありがたい人妻さんだった 写真家の私がいうのも可笑しいが 誰が写しても、 どこから撮っても 魅力的にきれいに写ってくれる人だった 彼女だけは読者のアンコールに応え 5年後に再び撮影した
[氏 太平記 渋石名作集
外名作集 特路集
曲名作集
万葉集
久保千代子さん(仮名) 三十路の女」18年刊より
昭和名作集
組名作集。
山口祥子さん (仮名) 『三十路の女3年刊より
年齢はちょうど三十歳であったが どこかまだお嬢さんの雰囲気を残した 清楚な容姿の人妻だった その上品さゆえに 普段は自分をうまく表現できないもどかしさを 抱えているようだった そんなギャップを埋めるために 全裸の写真でも後悔しないと言っていた 時代は世紀末を無事通過し 新しい まだ知れぬ何かを模索していた
高木律子さん (仮名)
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『上流夫人』10年刊より
このカットは この日の最後の一枚であった 朝から晩まで一緒にいて 着ているものを一枚ずつ脱ぎ 時にためらい、恥ずかしがり 人前での初めての全裸となっていく 撮り手と被写体の間に濃密な時間が流れる そして最後のショットを撮り終える頃 不思議な惜別の思いが渦巻くのだ
あ …. 知り合いに見られたら困ります。
そしてこの金井さんである ふくよかな腹部、たわわで少し下垂した乳房 十八年前、当時四十歳の人妻ヌードはまだ珍しく 初めて我々にこの年齢の、女優でもない一般女性の裸身に えもいわれぬ美しさがあるのだと教えてくれた
30年、写真を撮ってきた 時代とともに女性の体型も変わっていった 脚は長く、ウエストは細く括れた しかし撮りたくなるのはいつも 柔らかくふくよかで どこか翳りのある女性だった 私の進歩の無さが逆に新鮮に見え 時に特異な写真集と思われたかもしれない
富士出版は創立30周年記念出版 「麗しき人妻」を刊行します。今 回登場した7名を含む人妻25名を 厳選しました。問い合わせは00 0120-03-2970まで
金井治子さん(仮名)
『熟女と人妻」9年刊より、